前回の続きです。


一通りの準備は出来たのですが、一番大事なことそれは《お客様》!!!

とりあえず声を掛けた友人達は来てくれる事になりましたが、予約の電話はなかなか架かってきません。
12月半ば過ぎになって落語会等で知り合った方達に直接前売りをさせて戴いたくらいで予約が全然無いのです。

「定員40名なのに半分も集まらないのかぁ…宣伝の仕方が悪かったのかなぁ」

不安になったまま2006年が終わってしまったのです。

明けて2007年、初詣に『大神宮様』へ伺い例年なら家内安全・商売繁盛のお願いなのですが今年はもうひとつ ―『馬津郷寄席』にお客様が来て戴ける様に― とお願いして来ました。
三箇日明けになったら少しは予約が入らないかななどと考えながら時間が過ぎていったのです。
仕事も始まってふだんの生活に戻っていた1月5日携帯電話に知らない番号の着信が…

「あっ、もしかして」

そうなんです。予約の第一号のお客様からでした。
舞い上がってしまってどんな受け答えをしたか良く覚えていないのですが、お名前・人数はしっかりと書き留めました。
それからは数日置きに予約の電話が入るようになりました。
最終的に25名ものお客様に来て戴けて本当に有難く思っています。

さていよいよ当日を迎えて市民会館に意気揚々と乗り込みました!

まずは机や講師用の演台を片付けます。
そして高座の設営です!
今回の会場が会議室だったので会議机を三台並べてナイロン紐と荷台用のゴム紐で固定しました。
あまり動かないときは安定していたのですが、【一之輔さん】の噺の最中ギィギィ鳴っていたので噺が聴きづらかったので固定方法にもう少し工夫が必要なようです。
その上に緋毛氈を敷いて固定しました。
実は緋毛氈には秘密があるのですが、これは会場に来ていただいて確かめて下さい。
それから後方の黒板に金茶色の布を掛けました。
スポットライトを付けたのですが、2台では少なすぎたようで「無いよりはマシ」という感じになってしまいました。
次回からはもう2台増やす予定です。
そしてめくり台です。
ネジでの組み立て式にしたので持ち運びにも便利で見た目もなかなかだったとちょっと自慢です。
【一之輔さん】に用意して戴いたメクリを下げると高座らしくなったのです。

席を並べ終わって会場の設営がほぼ終わった頃チラホラとお客様がお出でになりました。
本当はキチンと準備が整うまでは市民会館のロビーでお待ち戴こうと考えていたのですが、知り合いの方も多い、人数も少ないアットホームな会ということでそのままお入り戴きました。

楽屋では【一之輔さん】に抽選会の色紙を書いていただいたり進行の確認などをしていただきながら打ち合わせをしていたために、会場の様子が分からなかったので寄席囃子を流すのが遅れてしまったり色々反省点はあったので次回には直していこうと思ってます。

16時になり二番太鼓を流しいよいよ開演です!!
「よろしくお願いします!」と声を掛け【一之輔さん】の後姿を見ながら出囃子を流したとき、心の中で「ヤッタゾ〜!!ついに始まったぞ〜」と叫んでいました。

高座の間は【一之輔さん】にお任せして、遅れてきた方の案内や会場の空調・抽選会の準備などをしていたのでゆっくり聴くことは出来なかったのですが、なんとも言えない充実感に浸りながら2席目、仲入り、3席目と進んでいきました。

ついに最後の抽選会です。

はじめはお客様の半数くらいに当たる様に考えていましたが、【一之輔さん】が手拭いを5本にカレンダーを3本もお持ち下さったのでどうせなら全員に当たるように色紙の枚数を増やしてしまいました。
【一之輔さん】にはご迷惑をお掛けしましたけれどお客様には喜んでいただけたかと思います。
人数にもよりますが第二回以降は本当の抽選会になりますのでご了承下さい。

【一之輔さん】のお力によるところも大きいですが、来て戴いたお客様が皆さん笑顔でお帰りになったようなので第一回としては成功だったと思っております。

なによりこの会を通じて知り合えた方もいらっしゃいますのでそれが何よりの喜びだと感じております。

これからもゆっくりのんびりと続けて参りますので興味のある方はいらして下さい。
また、ご自分でもやってみたいという方がいらっしゃいましたらご協力させていただきますので気軽にコメント下さい。

『馬津郷寄席』をこれからも宜しく御贔屓下さいます様、御願い奉ります〜〜m(__)m